テスト管理ツールとは？

テスト管理ツールの概要

ソフトウェア開発に携わるテスターの方や開発者からするとご存じかと思いますが、他の業種の方からするといまいちピンとこないかもしれません。

テスト管理ツールとは、一般的にテストを管理して実行する人の手助けするツールですが、テストの量が膨大なため時間短縮として自動的に実行してくれたり管理してくれるものが必要になってきます。

マニュアルテスト管理としてエクセルやスプレッドシートを使って管理している会社もありますが、この場合チーム内での作業の共有が難しかったり、修正に時間がかかってしまいます。

そこで、これらの課題を解決してくれる手段としてテスト管理ツールが役に立ちます。

テスト管理ツールとは主にテストの要件管理、テストの作成、実行、レポート機能、ダッシュボードなどテストに関する様々なことができます。有償のものと無償のものがあります。

テスト管理ツールを使うメリット

• テストの作業時間を削る

ツール上に必要な情報を作成、記入ができ、ツールによっては複製したりして再利用もできるためさらにテストの作業時間を削ることができます。その分予算は削減されます。

• チーム内で作業する時に一目でわかる一元管理

簡単に更新したりダッシュボードなどで現在の状況が一目で分かるので一括管理ができ各々で作業するよりチームで作業するので誰が関わっても同じ作業フローなので無駄な部分がかなり減ります。

テスト管理ツールを使うデメリット

• 有償のものはコストがかかる

有償のものはそのツール自体のコストがかかるのでその分のコストを予算取りする必要があります。

• 全てのテストが自動化に向いているわけではない

テストに品質を必ず向上させるわけではないので注意が必要です。（手作業よりは遥かに楽にはなると思います。）なので、お客様の課題が明確になっている必要があること、またそれに適したツールを選ばなければテスト管理ツールを最大限に活用することができません。

ただ、導入、その他、テスト管理ツールを使い慣れるまで色々とツールを使いこなすまで触ったりして覚えるという導入コストがありますが、慣れてしまえばツールを使うことの方が利便性は高いのではないかと思います。

テスト管理ツールは世の中にたくさんあるので値段や機能によってそれぞれ合ったものが見つかるといいですね。

弊社が代理店を務めるテスト管理ツールのご紹介

弊社が代理店を務めるPractiTestはアジャイル向けに開発されたものでQAのプロセスをほぼカバーしています。

2018年には「The 10 Most Innovative Agile Solution Providers 2018」のInsight Success という賞も受賞しており安全性や品質には自信がある商品です。

要件を階層で管理したり、ダッシュボードをカスタマイズしたり最近ではJiraやXbotとの連携も可能になりますます便利になりました。

機能面の詳しい情報はこちらへ：PractiTest機能概要