2025年9月のPractiTestアップデート情報
2025年9月の主な製品アップデートをご紹介します。
製品アップデート
テストセットと要件の連携で、よりスマートなカバレッジ管理を実現
テストセット全体を特定の要件にリンクできるようになりました。これにより、実行状況を正確に反映したカバレッジ管理が可能になります。
リンクすると、テストセット内のすべてのテストが自動的にその要件と関連づけられ、テストの進捗状況に応じて要件のステータスも更新されます。
新たなテストインスタンスを追加した場合も自動的に反映されるため、手作業での更新は不要です。

4階層の自動フィルターで、データをより柔軟に分析
自動フィルターを最大4階層までネストできるようになり、データの整理や絞り込みがさらに効率的になりました。
リスト、マルチリスト、リンクリストなどの任意のフィールドを組み合わせてフィルター構造を作成できます。
例:バージョン → 実行ステータス → テストフェーズ → OS
大規模で複雑なQA構造を持つプロジェクトでも、必要な情報をすぐに抽出できます。

テストセット単位での実行順序の制御が可能に
これまでプロジェクト全体に適用されていたテスト実行順序の制約を、テストセットごとに個別設定できるようになりました。
これにより、特定のテストセットだけ順序を固定し、その他では柔軟に運用するなど、実行戦略に応じたきめ細かな管理が可能になります。

今後の予定
PractiTest ライブトレーニング
カスタマーサクセスチームによるライブトレーニングに参加し、製品に関する疑問を直接質問できます。
開催日:10月8日(水) 時間:12:00(CEST) |
AIの誇大広告に惑わされない:Joel Montvelisky氏によるウェビナー
AIはソフトウェアテストの至るところで話題になっていますが、そのすべてが実際に効果的とは限りません。
このセッションでは、誇張された主張を見極め、AIが本当に価値を発揮する領域を明確にします。
Joel氏がテストカバレッジ、効率性、意思決定を高める実践的なユースケースを紹介し、チームのスキルを補完しながら測定可能な成果を出すためのフレームワークを提案します。
開催日:10月21日(火) 時間:9:00(EDT)/15:00(CEST) |
PractiTestとその先へ
未来に備えるQAチームの構築:2025年以降に求められるスキル、役割、戦略
優れたQAチームは、計画から運用まで一貫して品質を支えています。
本記事では、戦略性・アジリティ・製品理解を兼ね備えた現代的なQAチームを構築する方法を解説します。
T字型テスターの概念、進化するチームモデル、そして継続的な学習とオーナーシップ文化の醸成について学べます。
QAチームのビジネスインパクトを最大化する方法
QAの価値はバグ報告だけにとどまりません。
本記事では、リリースの信頼性向上、サイクルタイム短縮、テスト活動とビジネス目標の整合など、QAチームが戦略的影響力を高める具体的な方法を紹介します。