【2024年最新!】テスト自動化ツール25製品についてその特徴や価格をご紹介!選び方のコツについても解説します!
テスト自動化ツールは、現代のソフトウェア開発になくてはならない存在だといえます。手動のテストを繰り返していては、あまりに時間がかかってしまう上に人的なミスを防ぐことができないからです。
しかしテスト自動化ツールはいくつも存在し、どれを選んだらいいのかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。また製品には海外のものも多く、調べること自体が大変な状況もあるでしょう。
そこで今回はテスト自動化ツール25製品について、その特徴や価格についてまとめさせていただきました。製品を選ぶコツやその種類についても解説しているので、ぜひご参考にしてください!
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テスト自動化ツールとは?
テスト自動化ツールとは、ソフトウェアの開発過程において行われるテスト作業を自動化するためのソフトウェアです。
手動で行うテストは時間とコストがかかる上に、人的なミスのリスクが伴います。テスト自動化ツールを利用することで、反復的なテストを効率的かつ正確に実行でき、ソフトウェアの品質向上や開発サイクルの短縮が実現できるのです。
例えば開発の段階で新しい機能を追加する場合、その機能が既存の機能と適切に連携しているか確認する回帰テストを必ずおこなわなければなりません。それが自動化できれば、開発チームは他の重要な作業にリソースを割くことができます。
また自動化ツールは夜間や週末にも稼働するため、24時間体制でのテストが可能になり、開発のスピードアップにも寄与します。このようにテスト自動化ツールは現代のソフトウェア開発において不可欠な存在だといえるでしょう。
テスト自動化ツールには3種類ある!
テスト自動化ツールには、大きく分けて3種類あります。この章では、それらの特徴についてまとめさせていただきます。
誰でも使える!ノーコードタイプ
ノーコードタイプのテスト自動化ツールは、その名のとおりコード作成が要らない仕様になっています。
プログラミングの専門知識がなくても使用できるため、エンジニア以外のメンバーも使用できることがなによりの強みです。
ドラッグ&ドロップの操作やビジュアルインターフェースなど、直感的な操作でテストシナリオを作成することができます。例えば、Magic PodやAutifyなどがこれに該当します。
このタイプのツールを選ぶことで、非エンジニアのメンバーも積極的にテストプロセスに参加できるようになるでしょう。
しかしコードが書けない以上、そのカスタマイズ性や自由度は低いといえます。また価格も他のタイプより高いものが多いです。
コーディングスキルが低くても大丈夫!ローコードタイプ
ローコードタイプのテスト自動化ツールは、少ないコード量で高度なテストケースを作成することが可能です。ある程度のプログラミング知識があるユーザー向けの製品ですが、自由度は高く、その分エンジニアが時間を節約して迅速にテストをおこなうことができるでしょう。
UiPath Test Managerなどがこのタイプで、簡単なスクリプト記述で豊富なビジュアル設定オプションが利用できます。
ローコードツールは、ノーコードツールよりも柔軟性が高く、より複雑なシナリオにも対応可能です。また企業のテストニーズに応じたカスタマイズがしやすいのも特徴です。これにより、テストの効率性を向上させながらも、必要なテストカバレッジを確保することができます。
高い自由度のツールが無料で使える!オープンソースタイプ
オープンソースタイプのテスト自動化ツールは、コーディングスキルが高いエンジニア向けです。
このタイプのツールは非常に柔軟性が高く、さまざまなプログラミング言語やフレームワークに対応しています。
代表的な製品はCypressやSeleniumで、複雑なテストシナリオを構築するのに適しています。ただし、高度なコーディングスキルが要求されるため、初心者には扱いが難しいかもしれません。
しかし、オープンソースツールはコミュニティサポートが充実しているため、問題が発生した際にはオンラインで解決策を見つけやすいという利点もあります。また、無料で利用できる点も大きな魅力です。
テスト自動化ツールを選ぶときのポイント
次に、テスト自動化ツールを選ぶ際のポイントについて、ご説明させていただきます。
テスト対象の範囲
テスト自動化ツールはその製品によって対応できるアプリケーションの範囲が異なります。なにも知らずにツールを選んでしまうと、必要なテストに対応していなかった場合に取り返しがつきません。
ですから、まず考慮すべきはテスト対象のアプリケーションや使用するプログラミング言語だといえるでしょう。
たとえばT-DASHという製品はWebアプリケーションにのみ特化しています。テストした対象がデスクトップアプリケーションだった場合は、使用することができないのです。
プログラミング言語についても同様のことがいえます。特定のプログラミング言語に特化したツールも多くありますので、まずは開発環境とテストツールの互換性を確認することが重要です。
担当者のコーディングスキルはどのくらい?
次に重要なのはツールを使用する担当者のコーディングスキルのレベルです。
実際に担当する人が高度なスキルや知識を持ち合わせていない場合、いくら自由度や対応範囲が広いからといってオープンソースタイプの製品は活用できないでしょう。
その場合は多少自由度を落としてでも、ノーコードタイプやローコードタイプのツールを選ぶべきです。担当する人のスキルに応じて適切なツールを選ばなければ、効率的なテスト自動化は実現できません。
自動化する範囲
最後に、自動化する範囲もツール選定の重要なポイントです。単体テストなのか、統合テストなのか、エンドツーエンド(E2E)テストなのか。いずれを実行するかによっても、最適なツールは異なります。
自動化したいテストの範囲と目的に応じて、最適なツールを選定することで、効率的かつ効果的なテスト自動化が実現できるでしょう。
テスト自動化ツールと管理ツールはセットで使用するのがオススメ!
テスト自動化ツールはテスト管理ツールをセットで使用することで、ソフトウェア開発プロジェクトの効率を大幅に向上させることができます。
テスト管理ツールとは、テストケースの作成・管理、テストの進捗状況の追跡、バグの報告と修正管理などを効率的におこなうためのツールです。PractiTestやTestRailなどが代表的なテスト管理ツールで、これらのツールを使用することで、テスト自動化ツールで得られたチーム全体のテスト作業を一元管理し、テストプロセスの透明性を高めることができるのです。
テスト自動化ツールと管理ツールを連携して使用することは、効率的で高品質なソフトウェア開発に繋がります。
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ノーコードタイプのテスト自動化ツール11選
それではここからは、具体的に各テスト自動化ツールの特徴や価格、プランごとの機能について見ていきましょう!
MagicPod
MagicPodは、モバイルアプリテスト、ブラウザ(ウェブアプリ)テストの両方に対応したAIテスト自動化クラウドサービスです。ノーコードタイプなので、誰でも簡単にテストシナリオを作成できます。
特徴
豊富な機能と高いメンテナンス性が強みで、AIエンジンがアプリケーションの画面から項目を自動検出、それを選んでいくだけで、読みやすい日本語のスクリプトが作成できます。
テスト対象アプリケーションのUIに変更があった時には、AIが自動でスクリプトを修正。テストスクリプトのメンテナンスの手間を大幅に削減します。
難しいインストール作業も不要です。クラウドの端末やブラウザを使ってすぐにテスト作成を始められるのも強みです。
対応環境
MagicPodはChrome、Edge、Safari、Firefox、IE、Android、iOSのブラウザテストと、Android、iOS、Flutterのモバイルアプリテストに対応しています。
価格・プラン
MagicPodにはモバイルアプリテストとブラウザテストプランの2種類があります。
それぞれの料金は以下の通りです。
モバイルアプリテスト 39,800円/月(年契約)49,800円/月(月契約) ブラウザテストプラン 39,800円/月(年契約)49,800円/月(月契約) |
またプラン別の機能については以下の通りです。
モバイルアプリテストプラン | ブラウザテストプラン | |
プロジェクト数 | 3 | 3 |
作成可能テスト数 | 100 | 100 |
画像差分チェックステップ数 | 200 | 200 |
クラウドテスト作成 | 同時 2端末 | 同時 2端末 |
クラウドテスト一括実行 | 同時 2端末 | 同時 2端末 |
ローカル接続 | 無制限 | 無制限 |
外部クラウドサービス | 無制限 | 無制限 |
テスト実行回数 | 無制限 | 無制限 |
▲MagicPodについて詳しく知りたい方はこちらのページをご参照ください!▲
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▲コード要らず!AIを活用したテスト自動化ツール「MagicPod」のお問い合わせはこちら!▲
Autify
画像出典元:「Autify」公式サイト
Autifyは、専門的なスキルがなくても簡単にテストシナリオを作成できるノーコードタイプのテスト自動化ツールです。AWS のコンペでオーディエンス賞およびCTO賞を受賞している、国産のツールとなります。コードを入力する必要がないので、エンジニアではない人でもブラウザを操作するだけで簡単にテストシナリオを作成することができます。
特徴
Autifyの最大の強みは、AIがテストコードのメンテナンスを自動でおこなってくれることです。UIの変更に対応して自動更新してくれるため、メンテナンスコストを大幅に削減できるのです。
また、ビジュアルリグレッション機能により、UIの変更点確認も自動化され、目視チェックが不要になります。さらに、最大10並列の複数ブラウザで同時にテストを実行でき、テスト頻度とカバレッジを最大化することができます。
・複数のテストを同時に行える ・JavaScriptをつかってカスタマイズできる ・メールテストも可能(自動送信メール) ・salesforce、Slack、Jenkinsなどと連携可能 |
対応環境
Autifyは、Webアプリとモバイルアプリに対応しており、さまざまな操作のテストが可能です。例えばモバイルアプリの端末を振る「シェイク」にも対応しています。
SlackやJenkinsとの連携機能も備えており、企業の多様なニーズに応える柔軟性を持っています。
価格・プラン
AutifyにはStandard、Advanced、Enterpriseという3つの料金プランがあります。なお、それぞれの金額については公開されていませんので、直接問い合わせをする必要があります。
14日間の無料トライアルも可能となっています。
Standard ・Chromeでのテスト実行 ・ビジュアルリグレッションテスト ・APIを使用したテスト実行やCI/CD連携 ・Slack連携 ・各種外部ツールとの連携 ・オンラインチャットサポート ・テストの並列実行 ・モバイル環境をシミュレートしたテスト実行 ・メールテスト ・テスト結果を動画で確認 Advanced ・Standardプランの機能すべて ・Edgeでのテスト実行 ・固定IPアドレス保証 ・内部ネットワーク、ローカル環境のアプリケーションのテスト ・CSM(カスタマーサクセスマネージャー)によるオンボーディングサポート Enterprise ・Advancedプランの機能すべて ・ユーザーへのロール設定 ・SSOユーザー認証 ・プレミアサポート |
※Autify公式サイトの料金表より引用
ATgo
画像出典元:「ATgo」公式サイト
ATgoは、国産のUIおよびAPIテスト自動化ツールで、主にWebアプリを対象としています。
特徴
このツールの大きな特徴は、インターネット接続を必要としないため、高いセキュリティを確保できる点です。
日本の現場に特化しており、銀行、証券、産業などの大型システム開発プロジェクトで多く採用されています。ノーコードタイプなので使い方も非常に簡単です。
対応環境
Chrome、Edge、Safariなどのマルチプラットフォームに対応していることも強みです。またリグレッションテスト、クロスブラウザテスト、Salesforceのバージョンアップテスト、APIテストなど幅広いテストシーンで利用できます。
実際の現場で役立つ機能の充実に力を入れているツールとなります。特許も取得しており、信頼性も高いです。
価格・プラン
ATgoにはライトプランとベーシックプランの2種類があります。ライトプランは年間36万円で、ベーシックプランについては要問い合わせとなっているようです。
ライトプラン 料金:1台あたり年間契約で3万円/月(36万円/年) テスト実行回数:無制限 レコーディング機能:Chromeプラグインモード レコーディング機能:Chromeモード テストスクリプト作成/実行 エビデンス自動出力 レポート自動生成 ベーシックプラン 料金:年間契約 お問い合わせください テスト実行回数:無制限 ライトプラン全ての機能 APIテスト機能 CUIモード レコーディング機能:IEモード DB/FTP操作 比較機能:専用モード |
※ATgo公式サイトの料金表より引用
T-DASH
画像出典元:「T-DASH」公式サイト
T-DASHはノーコードタイプのテスト自動化ツールです。テスト自動化の導入コストを抑え、ヒューマンエラーが発生しがちなテストをミスなく高速で処理でき、1週間程度でテストを完了することができます。そして月額換算で3,630円から利用できるという点も大きなメリットです。
特徴
・低コスト導入:月額3,630円のスタンダードプランがあり、30日の無料トライアル期間も提供されています。これにより、ランニングコストを抑えて使用することができます。 ・直感的なUI/UX:分かりやすいインターフェースで、インストール後すぐに使い始めることができます。 ・多機能サポート:日本語でテストケースを記述し、そのままスクリプトとして使用可能。特定のページや要素の定義、画像の比較検証機能も備えています。 ・クロスプラットフォーム:MacOS搭載のChrome上でのテストも無料プランに含まれています。 |
対応環境
Windowsアプリケーション、WEBアプリケーションのテストを自動実行できます。対応プラットフォーム:Win32、WinForms、WPF
価格・プラン
すべてのプランにおいてプロジェクト数、テスト実行回数、作成可能テストケース数は無制限になります。
ノードロックライセンスプラン 料金:43,560円(税込) テスト自動化のチームの人数に応じたスケールが容易な基本プランです。年額料金はT-DASHの利用料の中で最安のプランになります。 フローティングライセンスプラン 料金:87,120円(税込) テストの担当者・実行端末が決まっていない場合におすすめなプランです。担当者が変わったりする際も新規でライセンスを購入せずにT-DASHを利用することができます。 クローズドネットワークプラン 料金:99,000円(税込) セキュリティの関係上、ネットワークに繋げない(ネットワーク遮断)環境でも導入が可能なプランです。 USB等の記憶媒体を利用してインストーラーをネットワーク遮断環境にダウンロードし、ご活用いただけます。 最新のインストーラーを取得することで、バージョンアップにも対応できます。 |
※T-DASH公式サイトの料金表より引用
Tricentis Tosca
画像出典元:「Tricentis Tosca」公式サイト
Tricentis Toscaは、Web、API、モバイル、デスクトップ向けの包括的なテスト自動化ツールです。
特徴
このツールの特徴は、モデルベースのテストアプローチを採用している点にあります。
ユーザーはアプリケーションのUIやAPIをスキャンし、ビジネスに沿ったモデルを作成することで、コードを書くことなくテストシナリオを作成できます。
・モデルベースアプローチ:コードレスでテストを作成でき、テスト資産の再利用性が高いです。 ・リスクベースのテスト最適化:スマートなテスト設計と要件の優先順位付けにより、リスクを最小化します。 ・サービス仮想化:現実的なテスト環境を構築し、テストの信頼性を向上させます。 ・APIサポート: 幅広いAPI技術をサポートし、APIスキャンを簡単に行えます。 ・並列およびクロスプラットフォームテスト:複数のテストを同時に、また異なるプラットフォーム上で実行できます。 ・CI/CDツールとの連携:他のテストフレームワークやCI/CDツールとシームレスに連携可能です。 |
これにより、初心者でも高度なテスト自動化を簡単に実現でき、開発プロセスの効率化と品質向上が狙えます。
対応環境
APIテストやWeb、モバイル、デスクトップアプリのテストに対応しています。
価格・プラン
料金やプランについては要問い合わせとなっています。
TestComplete
画像出典元:「TestComplete」公式サイト
TestCompleteは、ノーコードタイプのWeb、モバイル、デスクトップアプリケーション向けテスト自動化ツールです。多様なテクノロジーで動作するUI要素を扱うために、500以上のコントロールとサードパーティフレームワークをサポートしています。これにより、ほとんどのアプリケーションのテストが可能です。
特徴
・多言語サポート:JavaScript、Python、VBScript、JScript、Delphi、C++、C#など、複数のプログラミング言語に対応しています。 ・柔軟なテスト設計:記録と再生機能やキーワード駆動型の手動およびスクリプトモードを使い分けることができます。 ・AI視覚認識:プロパティベースのAI視覚認識により、オブジェクトの識別が簡単に行えます。 ・並列およびクロスブラウザ/デバイステスト:複数のブラウザやデバイスで同時にテストを実行でき、テストの効率を高めます。 ・連携機能:他のテストフレームワークやCI/CDツール、SmartBearエコシステムとの連携が可能です。 |
TestCompleteは、ユーザーのキー操作やマウス操作を記録してテストシナリオを生成するため、初心者でも簡単にソフトウェアテストを自動化できます。
対応環境
WindowsアプリやWebアプリ、Android、iOSのモバイルアプリのテストにも対応しており、広範なテストシナリオに対応可能です。またJavaScript、Python、VBScript、JScript、Delphi、C++、C#など、複数のプログラミング言語に対応しています。
価格・プラン
基本モジュール TestCompletePlatform サブスクリプションライセンス(1年間 – 新規購入) (日本語サポート付き) ※ 1つ以上のテクノロジー モジュールの同時購入が必須 固定:¥201,300 (税込) フローティング:¥402,600 (税込) テクノロジーモジュール Desktopテストモジュールサブスクリプションライセンス(1年間 – 新規購入) (日本語サポート付き) 固定:¥161,700 (税込) フローティング:¥322,300 (税込) Webテストモジュールサブスクリプションライセンス(1年間 – 新規購入) (日本語サポート付き) 固定:¥161,700 (税込) フローティング:¥322,300 (税込) Mobileテストモジュールサブスクリプションライセンス(1年間 – 新規購入) (日本語サポート付き) 固定:¥209,000 (税込) フローティング:¥419,100 (税込) |
※TestComplete公式サイトの料金表より引用
Perfecto
画像出典元:「Perfecto」公式サイト
Perfectoは、Webおよびモバイルアプリケーション向けのクラウドベースの自動テストプラットフォームです。このツールは、継続的なテストを支援するために設計されており、特にDevOpsチーム(開発と運用の連携チーム)にとって有用です。以下にその主要な機能を紹介します。
特徴
・スクリプトレステストの作成:コードを記述せずにUIのWebアプリケーションテストを作成できるため、非エンジニアでも簡単にテストを設定できます。 ・リアルユーザー刺激:モバイルテストにおいては、ネットワーク視覚化やその他の環境条件をシミュレーションすることで、現実に近いテストを実現します。 ・並列およびクロスプラットフォーム実行:複数の環境で同時にテストを実行でき、効率的なテストが可能です。 ・高度なテスト分析:中央ダッシュボードとAIノイズフィルタリングにより、テスト結果の分析が容易になります。 ・広範な統合:他のテストフレームワークやCI/CDツールとスムーズに連携し、開発プロセスを最適化します。 |
対応環境
Webおよびモバイルアプリケーション向けとなります。
価格・プラン
PerfectoにはStarter、Basic、Pro、Enterpriseという4つのプランがあります。
Starter 料金:無料 ・240分の手動および自動テスト。 ・パブリッククラウド内の人気デバイスにアクセス可能。 ・クロスブラウザテスト専用のVM。 ・AI強化ダッシュボードとレポート。 Basic 料金:月額83ドルから(並列テストごとに、年間請求) ・ユーザー数とテスト時間が無制限。 ・一般的なデバイス、ブラウザ、オペレーティングシステムにアクセス可能。 ・AI強化されたダッシュボードとレポート。 ・受賞歴のあるチームによるサポート。 Pro 料金:月額125ドルから(並列テストごとに、年間請求) ・ベーシックプランのすべて。 ・主要な自動化フレームワークのサポート。 ・すぐに使用できるシステムインテグレーションとCI/CD機能。 ・リモートデバッグ機能。 ・スクリプトレスモバイルテスト。 Enterprise 料金:要問い合わせ ・Proプランのすべての内容。 ・すべてのデバイス、ブラウザ、OS にアクセス可能。 ・CypressおよびQuantumのサポート。 ・プレミアムなシステムインテグレーションとCI/CD 機能。 ・VoiceOverとTalkBackによるアクセシビリティテスト。 ・Perforce Continuous Testing suiteと連携したテスト機能。 |
※Perfecto公式サイトの料金表より翻訳
mabl
画像出典元:「mabl」公式サイト
mablは、スタートアップ向けのAIテスト自動化ツールで、ノーコードで信頼性の高いエンドツーエンド(E2E)テストを作成できるクラウドサービスです。このツールは、ブラウザテスト、モバイルウェブテスト、APIテストの作成・実行・管理に対応しています。ユーザーがアプリケーションを操作するだけで簡単にテストを作成でき、一度作成したテストは複数のブラウザやモバイルデバイスで並行して実行可能です。
特徴
・ラベル付け:テストシナリオに対して補足説明を追加するラベルを簡単に付けられます。 ・オートヒーリング:アプリケーションに加えられた変更に合わせてテストを自己修復する機能です。 ・データ収集と可視化:各テストステップで収集されたデータを使い、アプリの問題点を把握・可視化します。テスト結果はスクリーンショットやDOMスナップショットとして保存され、問題の特定に役立ちます。 ・定点観測:過去のテスト結果を保存し、不具合の早期発見・診断を支援します。 |
mablは、テストカバレッジの平均増加90%、テスト作成のスピード向上3倍、本番環境でのバグ40%減少といった実績を持ち、効率的なテスト自動化を実現します。
対応環境
ブラウザテスト、モバイルウェブテスト、APIテストの作成・実行・管理に対応しています。
価格・プラン
14日間の無料トライアルが用意されています。なお正規料金については要問い合わせとなっています。
Testablish
画像出典元:「Testablish」公式サイト
Testablishは、直感的な操作で誰でも簡単にテストコードが作成できるWeb・GUIテスト自動化ツールです。最大の特徴は、ブラウザの拡張機能を使ってページ情報をキャプチャし、そのセッションの操作をもとにテストケースを作成する機能です。これにより、プログラミングの知識がなくてもノーコードでテストコードを自動生成してテストを実行できます。
特徴
・キャプチャでのテスト作成:ブラウザ拡張機能を用いて、ページ情報をキャプチャするだけでテストケースを作成し、Seleniumのテストコードを自動生成します。 ・リポジトリ方式対応:ページ構造を手動で登録することで、テスト対象のアプリケーションが動作していない場合でもテストケースの編集が可能です。 ・簡単なメンテナンス:アプリケーションの機能追加や改修時には、テストケースを編集し、テストコードを再生成するだけで対応できます。これにより、複数人でのメンテナンスも容易になります。 ・高度な機能:テストケース内での変数利用、CIツールとの連携、テストエビデンスの自動生成など、多彩な機能を提供します。 |
Testablishは、直感的で簡単に操作できるため、初心者にも優しいテスト自動化ツールだといえます。
対応環境
一つのテストコードで複数ブラウザ、複数プラットフォームでのテスト実行が可能です。またテストコードのダウンロード用APIを提供していますので、Jenkins等のCIツールと連携して自動化することも可能です。
※https://www.sra.co.jp/testablish/overview/#link07 より引用
価格・プラン
料金については公開されておらず、要問い合わせとなっています。
SOATest/Virtualize
画像出典元:「SOATest/Virtualize」公式サイト
SOATest/Virtualizeは、バックエンド開発者向けのAPIテストツール「SOATest」とフロントエンド開発者向けのGUIテストツール「Virtualize」がひとつになったテスト自動化ツールです。
特徴
SOATestの特徴 ・コーディングレスでテスト自動化スクリプトを自動生成! ・テスト自動化スクリプトのメンテナンスも数クリックで完了! ・テスト自動化の障壁であるレスポンス電文の中身の検証も楽々! ・DBの整合性の検証やエビデンスの自動収集等も自動化できる! ・HTTP(S)を含む多様なプロトコルに対応 ・日本語化されたGUI&日本語サポート&日本語ドキュメント完備! Virtualizeの特徴 ・コーディングレスでモックサーバーを自動生成!メンテナンスもGUI操作のみで可能! ・リアルなシステムに近い振る舞いのモックサーバーを容易に作成できる! ・非同期通信のシュミレートも可能 ・HTTP(S)以外の様々なプロトコルにも対応 ・日本語化されたGUI&日本語サポート&日本語ドキュメント完備! |
対応環境
APIテストに対応しています。
価格・プラン
SOATest/Virtualizeの料金については要問い合わせとなっています。
Ranorex Studio
画像出典元:「Ranorex Studio」公式サイト
Ranorexは、UIキャプチャ機能を備えたテスト自動化ツールで、Web、モバイル、デスクトップアプリケーションのテストに対応しています。
このツールは、ローコードとノーコードでのアプローチ両方で操作することが可能で、AI学習を利用したオブジェクト認識エンジンも提供しており、初心者でも簡単に使い始めることができます。
特徴
・多様なプラットフォーム対応:Webアプリ、モバイルアプリ、Windowsデスクトップアプリケーションのテスト自動化に対応しており、複数のプラットフォームを一括でテストできます。 ・強力なオブジェクト認識:Ranorex SpyツールとRanoreXPathによる信頼性の高いGUI要素の認識により、サードパーティ製コントロールも確実に識別します。 ・柔軟なテスト設計:記録と再生機能により、簡単にテストシナリオを作成でき、スクリプトモードを使用すれば高度なカスタマイズも可能です。 ・分散テストと並列テスト:Selenium Gridを使用して分散テストや並列テストを実施し、効率的なテスト運用を実現します。 ・広範な統合性:他のテストフレームワークやCI/CDツールとシームレスに連携し、テストプロセスを最適化します。 |
対応環境
Webアプリ、モバイルアプリ、Windowsデスクトップアプリケーションのテスト自動化に対応しています。
価格・プラン
RanorexにはStudioノードロック、Studioフローティング、Runtimeフローティングという3つのプランがあり、それぞれ料金が公開されています。
Studioノードロック テストの作成と実行が1台のPCでのみおこなえるライセンスです。 料金:¥768,000(税別) ・テストの作成 ・テストの実行 Studioフローティング テストの作成と実行を複数台のPCでおこなえるライセンスです。 料金:¥1,196,000(税別) ・テストの作成 ・テストの実行 ・リモートテスト実行 ・購入したライセンス数分まで同時利用が可能 ・仮想環境・ターミナルサーバー環境でのテスト ・リモートデスクトップ接続での利用 Runtimeフローティング テスト作成はできず、テストの実行だけできるライセンスです。Studioライセンスと組み合わせてご使用ください。 料金:¥207,600(税別) ・テストの実行 ・リモートテスト実行 ・購入したライセンス数分まで同時利用が可能 ・仮想環境・ターミナルサーバー環境でのテスト ・リモートデスクトップ接続での利用 |
※Ranorex公式サイトの料金表より引用
PractiTest(プラクティテスト)に関する
お問い合わせ
トライアルアカウントお申し込みや、製品デモの依頼、
機能についての問い合わせなどお気軽にお問い合わせください。
ローコードタイプのテスト自動化ツール4選
eggplantDAI
EggplantDAIは、AIやディープラーニング、予測分析技術を用いてテスト計画から実行、フィードバックまで全工程を自動化できる高性能なテスト自動化ツールです。このツールの大きな特徴は、モデルベースのテストアプローチでさまざまな顧客体験を想定したテストシナリオを自動で作成できることです。
特徴
・AIバグハント機能:問題が発生しやすい箇所を推測し、重点的にテストを行うことで効率的に不具合を発見します。 ・遠隔操作:さまざまなデバイスをリモートで操作し、包括的なテストを実施します。 ・ローコード設計:最低限のコーディングスキルで操作可能なローコード設計により、非エンジニアでも扱いやすいです。 ・全工程の自動化:テスト結果の解析や根本原因の分析も自動化され、次の開発に役立つレポートを生成します。 |
対応環境
EggplantDAIはWeb、モバイル、デスクトップのアプリケーションに対応しています。また、さまざまなプラットフォームと柔軟に連携が可能です。
価格・プラン
料金については要問い合わせとなっています。
▲EggplantDAIは総合テスト管理ツールPractiTestとの連携が可能です!▲
BrowserStack
画像出典元:「BrowserStack」公式サイト
BrowserStackは、3,000以上のデバイスとブラウザでテストを実施できるクラウドベースのテスト自動化ツールです。50,000以上の企業で利用されており、何百ものテストを同時に進行できます。
特徴
・広範なデバイスとブラウザのサポート: iOSおよびAndroidデバイス、デスクトップブラウザでテストを実行できます。 ・自動化と記録機能:テスト中のビデオ録画やエラー発生時の自動スクリーンショット機能があり、問題の特定と解決をサポートします。 ・GPSジオロケーション:正確な座標を設定してテストを行うことができ、グローバル展開する企業に適しています。 ・ネットワーク条件の設定:2G、3G、4Gなどの様々なネットワーク条件でテストが可能です。 ・高度なセキュリティ:Service Organization Control(SOC)2に準拠したセキュリティを提供します。 ・CI/CDツールとの統合:JenkinsやGitHubなど主要なCI/CDツールとシームレスに連携します。 |
BrowserStackは、既存のスクリプトを利用してすぐにテストを開始できるため、導入が容易です。また、並列化によってテスト実行時間を大幅に短縮でき、効率的にテストを進めることができます。
対応環境
iOSおよびAndroidデバイス、デスクトップブラウザでテストを実行できます。また2G、3G、4Gなどの様々なネットワーク条件でテストが可能です。
価格・プラン
BrowserStackには4つのプランがあり、それぞれ料金や機能が異なります。
Desktop 実際のデスクトップブラウザでテスト 料金:29ドル /月 ・3000以上のデスクトップブラウザに即座にアクセス可能 ・無制限のテスト時間 ・すべての Windows および Mac バージョン (2008 年以降)に対応 ・ローカルホスト、ステージング、プライベート Web サイトのテストが可能 ・SpeedLab によるページパフォーマンスとインサイト ・一括スクリーンショットのテスト ・応答性テスト ・絶対的なセキュリティを保証 ・チャットとメールによる積極的なサポート Desktop & Mobile 3500以上の実際のデスクトップとモバイルブラウザの組み合わせでテスト 料金:39ドル /月 ・20,000台以上のiOSおよびAndroidデバイスで実施可能 ・モバイルブラウザへの即時アクセス ・迅速なデバッグのための独自のモバイル開発ツール ・ローカルホスト、ステージング、プライベート Web サイトのデバイス間でのテスト ・世界13か所に19のデータセンター Team 3500以上の実際のデスクトップとモバイルブラウザの組み合わせでテスト 料金:150ドル /月 ・20,000台以上のiOSおよびAndroidデバイスへのチームアクセス ・モバイル DevTools による共同デバッグとテスト ・Jira、Slack、Githubなどのブックマークと統合により生産性が向上 ・ネットワークスロットリングによる現実世界のシナリオのテスト ・100か国以上からの地理位置情報テスト ・チームのテスト履歴にアクセスし、同じセッションを即座に再開する ・Google アナリティクスから内部トラフィックを除外する Enterprise 大規模チーム向けのエンタープライズグレードのテスト 料金:要問い合わせ ・高度なアクセス制御 ・シングル ・サインオン ・IPホワイトリスト ・高度なローカルテスト ・使用状況分析 ・優先サポート |
UiPath Test Manager
画像出典元:「UiPath」公式サイト
UiPath Test Suiteは、ローコードタイプのテスト自動化ツールです。ソフトウェアアプリ、基幹システム、Webサイト、APIなどのテストに対応しています。作業の流れを録画してドラッグ&ドロップするだけでシナリオの作成と自動化をすることも可能です。
Microsoft OfficeやGmailとの連携により、タスクも自動化できます。自動テストが上手くいかないときには手動でスキップ、再試行、停止が可能です。
特徴
・一元管理:テストの計画、設計、実行までを一元管理できる機能を備えています。 ・直感的操作:すべてのロボットの処理を記録し、場所を選ばず操作・監視できる『Orchestrator Mobile』があります。 ・機械学習:AICenterで機械学習を活用して機能を強化し、数百種類のテンプレートがすぐに利用可能です。 |
UiPath Test Suiteは、テストケースの設計と管理を行う「UiPath Test Manager」、テスト用機能が追加された開発ツール「UiPath Studio Pro」、テストを実行する「UiPath Orchestrator」で構成されています。
対応環境
ソフトウェアアプリ、基幹システム、Webサイト、APIなどのテストに対応しています。
価格・プラン
無料プランもありますが、運用サポートを受けたい場合は有料プランがおすすめです。料金は問い合わせが必要です。
Robot Framework
画像出典元:「Robot Framework」公式サイト
Robot Frameworkは、受け入れテストと受け入れテスト駆動開発に特化したローコードタイプのテスト自動化フレームワークです。キーワード駆動のアプローチで構築されており、初心者でもローコードで簡単に始めることができます。デスクトップアプリのテストにも対応しています。
特徴
・表形式の簡単な構文:テストケースの作成は、理解しやすい表形式の構文を使用するため、技術的な知識が少ないユーザーでも扱いやすいです。 ・キーワード駆動型とデータ駆動型テスト:テストの作成と実行がキーワードとデータに基づいて行われ、再利用性と効率が向上します。 ・柔軟な変数管理:さまざまな環境でのテストに対応するために、変数を使って設定を柔軟に管理できます。 ・豊富なエコシステム:多数の外部ライブラリをサポートし、他のツールとも簡単に連携できます。 |
Robot Frameworkは、優秀な機能と柔軟性を兼ね備えたテスト自動化ツールであり、特に受け入れテストにおいてその能力を発揮します。
対応環境
デスクトップアプリのテストにも対応しています。
価格・プラン
なお、利用料金は無料となります。総合テスト管理ツールPractiTestとの連携も可能なので、合わせて使用することをオススメします!
PractiTest(プラクティテスト)に関する
お問い合わせ
トライアルアカウントお申し込みや、製品デモの依頼、
機能についての問い合わせなどお気軽にお問い合わせください。
オープンソースタイプのテスト自動化ツール10選
Cypress
画像出典元:「Cypress」公式サイト
Cypressは、最新のWebアプリケーションをテストするために設計されたオープンソースのテスト自動化ツールです。エンドツーエンド(E2E)、統合、ユニットテストをサポートし、テストのセットアップから作成、実行、デバッグまでをカバーするオールインワンツールです。
特徴
・ブラウザ内でのテスト実行:ブラウザで実行されるすべての要素をテストでき、Webトラフィックの読み取りや変更が可能です。 ・自動待機機能:待機コードを設定せずに、要素が表示されるのを自動で待機します。・タイムトラベル機能:テスト実行時にスナップショットを撮り、失敗時にはテスト全体のビデオを確認できます。 ・APIテスト:任意のHTTP呼び出しによるAPIテストが可能です。 ・スタイルチェック:スタイルや外観も自動的にチェックできます。 |
Cypressは無料で利用でき、有料プランも提供されています。テスト実行中の画面は動画やスクリーンショットとして保存され、メンバーと共有が可能です。Seleniumをベースにしていないため、テスト実行速度が速く、アプリケーションと同じ実行ループでテストがおこなえるのも特徴です。
対応環境
ブラウザで実行されるすべての要素をテストでき、APIテストも可能です。
価格・プラン
CypressにはFree、Team、Business、Enterpriseの4プランがあります。
初期費用は問い合わせが必要です。
Free 料金:最低価格0ドル/ 月 ユーザー数:50 含まれるテスト結果:500 ・並列化 ・負荷分散 ・テストリプレイ ・プロジェクト分析 ・システムインテグレーション Team 料金:最低価格67ドル/ 月 ユーザー数:50 含まれるテスト結果:120,000 ・無料版の全機能 ・フレーク検出 ・不安定なテスト分析 ・Jira 統合 ・メールサポート Business 料金:最低価格267ドル/ 月 ユーザー数:50 含まれるテスト結果:120,000 ・Teamの全機能 ・仕様の優先順位 ・自動キャンセル ・GitHubエンタープライズ ・GitLabエンタープライズ ・シングルサインオン Enterprise 料金:要問い合わせ ユーザー数:50 含まれるテスト結果:120,000 ・Businessの全機能 ・プレミアムサポート ・テクニカルアカウントマネージャー ・ベストプラクティスセッション ・エンタープライズレポート ・データ抽出API |
※Cypress公式サイトの料金表より翻訳
▲Cypressは総合テスト管理ツールPractiTestとの連携が可能です!▲
Katalon Studio
画像出典元:「Cypress」公式サイト
Katalon Studioは、オープンソースのテスト自動化ツールです。自動テストの計画、作成、実行をAI拡張プラットフォームを通じておこなうことができます。ローコードの使いやすさとフルコードの柔軟性を兼ね備えたツールです。
特徴
・計画から実行まで一元管理:自動テストの全プロセスを一元管理でき、効率的なテスト運用が可能です。 ・AI拡張プラットフォーム:AI技術を活用してテストケースを自動生成し、テスト作業を大幅に簡略化します。 ・柔軟なコード編集:ローコードで簡単にテストケースを作成できる一方、フルコードでの詳細なカスタマイズも可能です。 |
Katalon Studioは、初心者にも使いやすく、プロフェッショナルにも対応できる柔軟なツールです。
対応環境
API、Web、モバイル、デスクトップアプリに対応しています。
価格・プラン
Katalon StudioにはFree、Premium、Ultimateの3つのプランがあります。
Free 料金:無料 ・Web、モバイル、API テスト自動化のための基本的なローコードおよびフルコード テストの作成。基本的な実行およびレポート機能 Premium 料金:1ユーザーあたり175ドル / 月 ・簡単かつ高度なテスト作成(ローコード、フルコード、AI。組み込みの実行、デバッグ、レポート) Ultimate 料金:要問い合わせ ・TestOps による無制限の拡張 ・高度なAIを活用したテスト機能(仮想データアナリスト、AIビジュアルテスト、手動テスト生成、障害分析、不安定性の検出、API 異常の検出) ・柔軟なホスティングとセキュリティ構成 ・拡張サポートと戦略的サービス |
SoapUI
画像出典元:「SoapUI」公式サイト
SoapUIはWebアプリケーションのテストに特化したオープンソースのAPIテストツールです。自動化された機能テスト、パフォーマンステスト、回帰テスト、セキュリティテストを簡単に実行できるのが特徴です。
特徴
・直感的なテスト作成:ドラッグアンドドロップで複雑なシナリオのテストを簡単に作成できます。 ・サービスのシミュレーション:テスト用の実稼働システム構築の労力を軽減するためのサービスシミュレーション機能を備えています。 ・スクリプトの再利用:迅速かつ簡単にテストスクリプトを再利用できるため、効率的なテスト運用が可能です。 ・商用版ReadyAPI:より高度な機能や、ReadyAPIとのCI/CD連携を利用することもできます。 |
SoapUIは、APIテストを効率的に行うための強力なツールであり、商用バージョンのReadyAPIも提供されています。これにより、プロトコルのサポートや追加機能を利用して、より高度なテストが可能になります。
対応環境
SoapUIはWebアプリケーションのテストに特化したツールです。
価格・プラン
14日間の無料トライアルが用意されています。なお正規料金については要問い合わせとなっています。
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appium
画像出典元:「appium」公式サイト
Appiumは、GitHubで公開されているオープンソースタイプのテスト管理ツールで、誰でも無料で利用することできます。Web、モバイルアプリのテスト自動化が可能で、主要なプログラミング言語に対応し、さまざまな使い方が可能です。
特徴
・広範なプラットフォーム対応:iOS、Android、Windowsで使用されるアプリやモバイルブラウザアプリの自動化に対応しています。Appium 2.0以降ではFlutterのテストも実行可能です。 ・ネイティブアプリの簡単なテスト:SDKやアプリのリコンパイルを必要とせず、ネイティブアプリのテストを実行できます。 ・豊富なプログラミング言語サポート:Python、JavaScript、Ruby、C#など、さまざまな言語でテストスクリプトを記述できます。 ・GUIツールの利用:Appium-GUIツールを使用して、記録した操作からテストコードを生成し、テストスクリプト作成に役立てることができます。 ・コミュニティサポート:世界中のユーザーと情報を共有し、ディスカッションできるコミュニティが存在します。 |
コミュニティが存在することで、ユーザー同士で質問しあったり情報を共有することが出来ることも強みのひとつです。
対応環境
iOS、Android、Windowsで使用されるアプリやモバイルブラウザアプリの自動化に対応しています。
価格・プラン
利用料金は無料となります。
Selenium
画像出典元:「Selenium」公式サイト
Seleniumは、Webアプリケーションのテストに特化したオープンソースタイプのテスト自動化ツールです。「WebDriver」「IDE」「Grid」という3つの製品で構成されています。
特徴
WebDriver Webサイトの自動テストを実行するための製品で、Google Chrome、Microsoft Edge、Apple Safariなど主要なブラウザに対応しています。 IDE 拡張機能としてインストールするだけで使用でき、Webの記録と再生テストの自動化をサポートします。 Grid 複数のデバイスやブラウザで同時にテストを実行するためのツールです。 |
・プログラミング言語のサポート:Java、JavaScript、Python、Rubyなど、さまざまな言語に対応しており、幅広い開発環境で利用可能です。 ・多様なテストが可能:機能テストやパフォーマンステストなど、多種多様なテストシナリオを実行できます。 ・デバッグ機能:分散トレーシングやイベントログなど、エラーシナリオのデバッグに役立つ機能を備えています。 |
Seleniumは、初心者には少しハードルが高いかもしれませんが、優秀な自動化機能を無料で提供しており、さまざまなテストニーズに対応できるツールです。
対応環境
SeleniumはWebアプリケーションのテストに特化したツールです。Google Chrome、Microsoft Edge、Apple Safariなど主要なブラウザに対応しています。またJava、JavaScript、Python、Rubyなど、さまざまな言語に対応しており、幅広い開発環境で利用可能です。
価格・プラン
利用料金は無料です。
LAMBDATEST
画像出典元:「LAMBDATEST」公式サイト
LAMBDATESTは、クラウド上で提供されているオープンソースタイプのテスト自動化ツールです。迅速に並行テスト、クロスブラウザテスト、クロスデバイステストを実施でき、テスト範囲を大幅に拡大できます。
特徴
・オンラインSelenium Grid:2,000以上のデバイス、ブラウザ、OSをサポートするクラウド上のオンラインSelenium Gridを提供します。 ・Cypressテストのサポート:Cypressテストスクリプトの並列およびクロスブラウザ実行が可能です。 ・地理位置情報テスト:27か国以上で地理位置情報を考慮したWebテストを実施できます。 ・多様な連携機能:他のテストフレームワークやCI/CDツールとシームレスに連携できます。 |
対応環境
Web、モバイル、デスクトップのアプリケーションに対応しています。
価格・プラン
LAMBDATESTではFree、Live、Real Device、Enterpriseの4プランが用意されています。
Free 料金:無料 ・ライブリアルタイムテスト ・200以上のデスクトップブラウザ ・毎月10回のスクリーンショットテスト ・1か月あたり10 回のレスポンシブ テスト ・エミュレータ/シミュレータでのネイティブアプリテストの3セッション ・組織ごとに100件のアクセシビリティテスト Live 料金:15ドル/月 ・Freeプランの全機能 ・無制限のライブリアルタイムテスト ・3000以上のデスクトップブラウザ ・無制限のスクリーンショットテスト ・無制限のレスポンシブテスト ・ウェブおよびアプリのテスト用のエミュレーター/シミュレーター ・地理位置情報テスト ・Webおよびモバイルデバッグツール ・JIRA、Asana、Slackとの統合 ・無制限のWCAG準拠Webアクセシビリティテスト Real Device 料金:25ドル/月 ・Liveプランの全機能 ・リアルモバイルデバイス ・ネイティブ、ハイブリッド、ウェブアプリをテストする ・アプリのアップロード ・自然なジェスチャーとインタラクション ・ネットワークスロットリング ・詳細なデバイスとアプリ/クラッシュログ ・ネットワークログ ・GPSベースの地理位置情報テスト ・スマートUIインスペクター ・カメラ画像挿入 ・生体認証サポート ・複数のロケールのサポート ・AppStore、PlayStore、AppCenter、TestFlightと統合 ・無制限のWCAG準拠Webアクセシビリティテスト Enterprise 料金:要問い合わせ ・Real Deviceプランの全機能 ・プレミアムサポートオプション ・高度なアクセス制御 ・シングル ・サインオン ・IPホワイトリスト ・高度なデータ保持ルール ・高度なローカルテスト ・使用状況分析 ・ベータ機能への早期アクセス ・ユーザー数無制限 ・エンタープライズグレードのセキュリティ ・顧客の成功とオンボーディング ・プライベートSlackチャンネル ・AIを活用したテストインテリジェンス/テスト分析 ・無制限のWCAG準拠Webアクセシビリティテスト |
※LAMBDATEST公式サイトの料金表より翻訳
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Postman
画像出典元:「Postman」公式サイト
Postmanは、APIの開発およびテストを行うための包括的なプラットフォームです。このツールセットには、APIの設計、テスト、ドキュメント作成、モックサーバーの構築、APIの共有機能が含まれています。初心者にも使いやすく、無料で利用可能です。
特徴
・直感的なインターフェース:コードスニペットやフレンドリーなインターフェースにより、APIのリクエスト作成が簡単に行えます。 ・多様なサポート:HTTPメソッド、Swagger、RAML形式をサポートし、API設計の標準に準拠しています。 ・APIスキーマとコレクションの管理:APIスキーマの生成、コレクションの作成と管理が可能で、テストスイートの作成やパラメータ化もサポートしています。 ・自動化とCI/CD統合:機能テスト、統合テスト、回帰テストを自動化し、CI/CDパイプラインと統合することで、テストの効率を高めます。 ・広範な互換性:Jenkins、GitHub Actionsなど、主要なCI/CDツールとの連携が可能です。 |
Postmanは、APIのテストと開発をシンプルにし、開発者の作業効率を大幅に向上させる優秀なツールです。
対応環境
PostmanはAPIテストに特化したツールです。
価格・プラン
PostmanではFree、Basic、Professional、Enterpriseという4つのプランが用意されています。
Free 料金:無料 ・最大3人の共同作業者 ・APIクライアントへのアクセス ・3パッケージ ・30日間の回収 ・25回のコレクション実行 ・フローへのアクセス ・Postbotの無料アクティビティ50件 Basic 料金:14ドル/月 ・無制限の共同作業者 ・クラウドベースの統合 ・10,000 回のモックサーバーリクエスト ・10,000 モニターリクエスト ・追加の従量課金機能 Professional 料金:29ドル/月 ・プライベートワークスペース ・単一および複数パートナーのワークスペース ・基本的なロールベースのアクセス制御 ・25 パッケージ ・90日間の回収 Enterprise 料金:49ドル/月 ・プライベートAPIネットワーク ・SSO、SCIM、SAML ・レポートと分析・監査ログ ・ユーザーグループ ・高度なロールベースのアクセス制御 ・100 パッケージ ・100,000 回のモックサーバーリクエスト ・10,000 モニターリクエスト ・顧客の成功 |
※Postman公式サイトの料金表より翻訳
Apache JMeter
画像出典元:「Apache JMeter」公式サイト
Apache JMeterは、オープンソースタイプのテスト自動化ツールです。このツールを使用することで、多くのユーザーがWebサービスにアクセスする状況をシミュレートし、アプリケーションのパフォーマンスを分析できます。さらにAPIの機能テストにも対応しています。
特徴
・使いやすいインターフェース:フレンドリーなGUIにより、初心者でも簡単に操作できます。 ・記録機能:ユーザーの操作を記録し、それを基にテスト計画を自動的に作成できます。 ・多様なテスト実行モード:GUIモードとCLIモードの両方でテストを実行でき、環境に応じた柔軟な運用が可能です。 ・幅広いサポート:さまざまなサーバー、アプリケーション、プロトコルに対応しており、多種多様なテストシナリオをカバーします。 ・CI/CDとの連携:Jenkinsなどの一般的なCI/CDツールと統合でき、継続的なテスト運用をサポートします。 |
Apache JMeterは、無料で利用できる優秀なパフォーマンステストツールとして、多くの開発現場で活用されています。
対応環境
Webアプリケーション、APIの機能テストに対応しています。
価格・プラン
利用料金は無料となります。
TestCafe
画像出典元:「TestCafe」公式サイト
TestCafeは、JavaScriptでE2Eテストを行うためのフレームワークです。
特徴
・広範なブラウザサポート:主要なデスクトップブラウザ、クラウドブラウザ、モバイルデバイスでテストを実行できます。 ・簡単なテスト作成:テストアクションや成功条件の追加、アサーションの作成、期待値の設定などが簡単に行えます。 ・結果の可視化:テスト実行後、結果がコンソールに出力され、デバッグモードで問題の原因を迅速に特定できます。 ・Selenium不要:Seleniumを使用せずに動作するため、Seleniumベースのツールでは対応できない機能を実装できます。 ・有料版のTestCafe Studio:ノーコードでテストシナリオを作成できるTestCafe Studioも提供されています。 |
TestCafeは、JavaScriptを使用して直感的にテストを作成・実行できるため、オープンソースタイプにしては扱いやすいフレームワークです。
対応環境
Webアプリケーションのテスト自動化に特化しており、Linux、Windows、Macの主要なOSをサポートしています。
価格・プラン
有料版もありますが、TestCafe自体の利用料金は無料です。
Klocwork
画像出典元:「Klocwork」公式サイト
Klocworkは、C、C++、C#、Java、JavaScript、Python、Kotlinに対応したソースコード静的解析および静的アプリケーションセキュリティテスト(SAST)ツールです。このツールを使用することで、プログラムコードのバグを早期に発見でき、テスト工数の削減やセキュリティリスクの低減が実現します。
特徴
・幅広い言語サポート:C、C++、C#、Java、JavaScript、Python、Kotlinに対応し、多様な開発環境で使用できます。 ・静的解析:コードの静的解析を行い、バグやセキュリティ脆弱性を早期に検出します。 ・セキュリティテスト:SAST機能により、コードのセキュリティリスクを低減し、安全なアプリケーション開発を支援します。 ・効率的なバグ発見:バグの早期発見により、後工程での修正コストを削減し、開発効率を向上させます。 |
Klocworkは、コードの品質とセキュリティを高めるための優秀なツールであり、開発プロセスの最適化に役立ちます。
対応環境
Klocworkはソースコード静的解析および静的アプリケーションセキュリティテスト(SAST)ツールです。C、C++、C#、Java、JavaScript、Python、Kotlinに対応しています。
価格・プラン
料金については、問い合わせが必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はテスト自動化ツールについての概要や種類、選ぶ際のコツ、25に及ぶツールの特徴や価格についてまとめさせていただきました。
テスト自動化ツールは、ソフトウェア開発においてテスト作業を自動化するための重要なツールです。使用することで効率的かつ正確にテストを実行でき、品質向上と開発サイクルの短縮が実現できます。
テスト自動化ツールには大きく分けて3種類あります。ノーコードタイプはプログラミング知識がなくても使えるもので、ドラッグ&ドロップなど直感的な操作でテストシナリオを作成できます。例えばMagic PodやAutifyがこのタイプです。
ローコードタイプは少ないコード量で高度なテストケースを作成できるツールで、ある程度のプログラミング知識が必要です。UiPath Test Managerなどが代表例です。
オープンソースタイプは高いコーディングスキルが求められますが、柔軟性が高く、様々なプログラミング言語やフレームワークに対応しています。CypressやSeleniumがこれに該当します。
ツール選定のポイントとして、テスト対象のアプリケーションや使用するプログラミング言語を考慮すること、担当者のコーディングスキルのレベルを考慮すること、そして自動化するテストの範囲を考慮することが挙げられます。
テスト自動化ツールとテスト管理ツールと併用することで、ソフトウェア開発プロジェクトの効率を大幅に向上させることができます。テスト管理ツールはテストケースの作成・管理や進捗状況の追跡、バグの報告と修正管理を効率的に行うためのもので、テストプロセス全体の効率を高めます。
本記事の情報を参照して、ぜひ各プロジェクトに一番有効なツールを選んでいただけたら幸いです。
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この記事の監修
Dr.T。テストエンジニア。
PractiTestエバンジェリスト。
大学卒業後、外車純正Navi開発のテストエンジニアとしてキャリアをスタート。DTVチューナ開発会社、第三者検証会社等、数々のプロダクトの検証業務に従事。
2017年株式会社モンテカンポへ入社し、マネージメント業務の傍ら、自らもテストエンジニアとしテストコンサルやPractiTestの導入サポートなどを担当している。
記事制作:川上サトシ
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