初心者テストエンジニアが総合テスト管理ツール「Practitest」を調べながら使ってみた~1~

初心者テストエンジニアが総合テスト管理ツール「Practitest」を調べながら使ってみました。

Practitestを使う上で必要な知識を調べながら要点のみをかいつまんでまとめたものです

テスト管理ツールとは

テスト管理ツールと呼ばれるアプリケーション群は、テストケースそのものや、

テストケース実行、それに紐づくインシデントの管理をサポートするためのツールです。

PractiTestもテスト管理ツールの一つで、公式サイトでは、「テストプロセス全体を管理する事のできる、総合テスト管理ツール」とあります。

実際にテストケースを作成

一般的なテストケース管理ツールが想定する理想的な流れだと、まず要件があり、その要件に関連づいたテストケースがあり、そのテストケースを個々の開発に割り当てていくということになるのですが、一番わかりやすいテストケースの作成からやってみましょう。

PractiTestでは、「Test Case」という用語は使っておらず、「Tests」で統一しているようです。

それでは、「New Test」ボタンからテストケースの作成を始めます。全体画面はこんな感じ。

Generalタブ

「General」には、テストケースの概要・属性を入力してきます。テストケースの名前、説明、作成ステータス、タグ、添付ファイルといったものです。

Stepsタブ

次に「Steps」のタブです。名前の通り、テストのステップを入力していきます。

ステップの概要、操作内容、期待値を書くことになります。

概要で「何をするのか」を必要十分に書いておかないと、並び順の妥当性がわからず、画面を行き来することになってしまうそうです。

Traceabilityタブ

次に、「トレーサビリティ」タブを見てみましょう。

まず、難しいinstances(インスタンス)から。

テストケースを入れる箱がテストライブラリです。

すべてのテストケースは、テストライブラリの中にあります

そのすべてのテストケースを、毎回の開発で実行するわけではありませんよね。テストライブラリの中にあるテストケースを選択するわけです。実行対象として選択されたテストケースは、インスタンスと呼ばれますインスタンスの集まりがテストセットです

残りの2つはそこまで難しくありません。

Linked Issuesは、そのテストケースに関連づいたイシュー。

Linked Requirementsは、そのテストケースの親となる要件です。

最後に「save changes」から登録をするとテストケースが作成されます。

テストエンジニアとして、

テストプロセスを一括で管理してくれるツールはすごく便利に思えます。

まだまだ、分からない事が多くありそうですが今回はここまでにしたいと思います。

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